サポートセンターフォーインテグラルヒューマングロウス(カチ)
Support centre for integral human growth(CACHI)
commune of Savalou Arrondissement of Ouèssè
教育機関: 孤児院
生徒数: 20 名
支援者: こいけん
困っていること
施設の建物は小さく、子供たちに与えられる部屋も無いため、普段、食事をするリビングルームに、夜はみんなでマットやゴザを広げて雑魚寝している。いくつかある部屋は、物置として使用しているため、部屋としては使用出来ない。もし資金があったら、建物を増築したり、別に新しく建てて、子供たち用の寝室を作りたい。また、ベッドを子供達に与えたい。トイレは汲み取り式で、決して清潔とは言えない。シャワー室は個室にはなってい るが、シャワーヘッドなどはなく、バケツの水を浴びる。施設内に水道が無いた め、水は徒歩5分ほどの場所にある井戸から子供たちが水を運んで使用している。飲み水から、生活用水の全て。資金があったら、水道工事を行なって、水を敷地内 で使えるようにしたい。現在、働いている5人のスタッフには毎回、お給料を払 える余裕はない。お金が多く集まった時のみ、スタッフに給与が支払われる。
現地の状況
サバルーはコリネス県にある都市で、人口約4万2千人。コトヌー(経済首都)から車で約4時間の場所にある。施設があるOuèssè地区は、人口約9千人。サバルーの中心部から車で約15分の場所にある。施設までの道は舗装された道ではなく、地面が剥き出しのでこぼこ道。住民のほとんどは農業に従事し、主にとうもろこし、ヤム芋、豆類などを栽培して生計を立てている。Ouèssè地区は多くの丘に囲まれているため、水を確保することが難しく、ほとんどの住民は川から水を汲んできたり、井戸を共同で使用している。都市部になると、井戸も各家庭に一つあるなどの光景が見受けられるが、Ouèssèの井戸は多くはなく、皆んなで共同で使用している。
活動報告