school 学校詳細

アースツリースクール

earth tree school

カンボジア王国

Siem reap province Puok city sankat Reul Trophean thom village

教育機関: 専門学校

生徒数: 60

支援者: 西村 重樹

カンボジア農村部の可能性を開く複合型の学校(学校、レストラン、ホテル、女性の工房、農業、遊び場が一体)を現地教育省、中学、高校と連携をとりながら建設中。完成する学校では自国の歴史を守る伝統舞踊、可能性を広げる外国語(英語、日本語)、自身で仕事を作ることを教えるSDGs教育を行う。ホテルやレストラン竹建築事業で生まれる資金を元に先生を雇用していく。また宿泊に来るゲストに自身が行っている仕事や夢などを子どもたちに共有してもらうことで子どもたちの将来目指せる方向性を広げサポートを行っていくことを目的としている。

困っていること

竹建築の知識、技術は村の男性陣がだいぶ習得してきたが、建設を続ける資金に困っている。また、授業内容に関しても新たに行っていくということで授業内容、カリキュラム制作などを現在進行中。現地の先生は自身が貧しい環境で育ってきたということもあり、非常に意欲的で新たな教育内容にも理解を示し、共に努力をしてくれているので0→1の壁を乗り越え子どもたちの可能性を広げられたという実績をつけ資金面、内容で関わりたいと言ってくれる日本、カンボジアの人たちの協力が必要。

現地の状況

約20年続いた内戦により現在40代半ば以上の人たちは勉強をすることが許されなかった。それにより字の読み書き計算もほとんどできず町で働くということは難しい。電気は10年ほど前に通ったが水道、ガスは未だない。貧困家庭が多く村の平均収入は日本円で約14000円ほど。全てを買ったもので生活するということはできないため、食べるものは田んぼに毎日獲りにいく必要があり日常生活での時間の余裕もない。子どもたちは家庭を助けるため15歳を超える頃には働かなくてはいけない感覚があるが良い仕事には就けない。それにより貧困のループから抜け出せない状況が続いている。


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