school 学校詳細

カモンバ小学校

Kamonbwa Primary School

マラウイ共和国

Mzimba, Kavuula

教育機関: 公立学校

生徒数: 293

支援者: Micoto

ムジンバ県南部のカブラ地区に位置する当該小学校は、いわゆる地方部に属する僻地校で、市街地から離れた場所に立地しています。生徒数は293名である一方、教員数は5名前後にとどまっており、慢性的な教員不足の状況です。教職員住宅が整備されていないため、教員の多くは生徒と同様に徒歩や自転車で通勤しており、地理的条件も相まって教員の確保が困難となっています。そのため、現在は校長自らが授業を担当するなど、教育現場への負担が大きい状況です。また、地域全体として学校施設の修繕に充てる十分な予算を確保することが難しく、校舎の老朽化が著しく進行しています。こうした状況から、学習に必要な教育環境の整備も十分に進んでおらず、継続的な教育の質の確保が大きな課題となっています。

困っていること

当該小学校は、他校と比較しても、特に校舎の老朽化が著しく、トタン屋根の損壊が深刻な状況にあります。教室およびトイレの屋根には至るところに穴や隙間が生じており、雨期には激しい雨漏りが発生するため、教室内での授業実施が困難となっています。 また、壁の老朽化も進行しており、強風が吹く時期には壁面から砂が落下するなど、いつ校舎が崩落してもおかしくない状況です。こうした校舎の老朽化により、授業の中断や登校時間の調整を余儀なくされることが多く、学習意欲があっても十分に学ぶことができない生徒が多数存在しています。学校環境の整備の遅れは、カブラ地区の子どもたちの就学継続率の低下を招くとともに、国語や算数といった基礎学力の定着・向上を妨げる要因となっています。

現在の状況

慢性的な教員不足に加え、学校の衛生環境や校舎の安全性が十分に確保されていない状況が続いています。そのため、保護者の中には「学校に通わせても通わせなくても大きな違いはない」と受け止めている者も少なくありません。途上国特有の事情として、家族の畑仕事などを手伝わせたいという理由も存在しますが、それ以上に、学習環境が整っていない現状を踏まえ、保護者として学校に通わせることの優先度を高めることができないという実態があります。特に当校においては、校舎の老朽化が著しく、安全面への懸念も大きいことから、生徒が最低限の学習を継続できる環境を一刻も早く整備することが喫緊の課題となっています。


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