school 学校詳細

ラーンゴーン小学校

Lardngone primary school

ラオス人民民主共和国

Lardngone village, Pek district, Xiengkhouang province

教育機関: 小学校

生徒数: 400

支援者: 大中原 雄高

同校はモン族の児童が約70%であり、主要民族であるラオ族児童は30%程度である。同校は市街地から比較的近いこともあり、近隣地域にある他の学校に比べて生徒数が多く、更に増加傾向にある。そのため、コンクリート製の比較的新しい校舎だけでなく、古い木造校舎についても小学校低学年が引き続き今も使用し続けている。同校がある地域は不発弾が多い地域であるため、弊会の新事業であるNGO連携無償資金協力事業の不発弾回避教育の対象校である。

困っていること

同校はコンクリート製の比較的新しい校舎もあるが、児童数の増加により老朽化が進んだ木造校舎も引き続き使用続けざるを得ない(ラオス政府には校舎を新築する資金がない)。木造校舎は雨漏りが深刻であるため、授業に支障があるだけでなく、雨季の長期休みに重なる期間では、授業がない時も、特に屋根内部などが雨水にさらされるため、屋根の内部の梁の部分などの傷みが進んでいる。トイレは児童約400名で4室のみなので、足りていない。またトイレの水量も不安定であるため、新しい井戸を掘って、水源も確保したい。

現地の状況

ラオス人民民主共和国は、ベトナム戦争中に米軍より激しい空撃を受けた。空爆の回数は約58万回、爆弾の量は200万トン以上(当時の人口比で1人当たり1トンの爆弾が落とされた)であり、「1人当たりの空爆の数が世界で最も多い国」である。ラオスに多く投下されたクラスター爆弾(大きな容器となる親爆弾の中に数百個の子爆弾が入った爆弾)は、子爆弾の数が2億7000万発に上り、そのうちの約30%の8000万発以上が不発弾として残存した。テラ・ルネッサンスの事業地である北部シェンクワン県には、主にクラスター爆弾が投下されたため、現在でも不発弾による被害は続いている。ラオスにおいて1990年代より約30年間で撤去された不発弾は1〜2%程度である。同約30年間での不発弾事故被害者数は、シェンクワン県では3300名を超え、その多くが子どもである。不発弾汚染の影響もあり、同県は後発開発途上国であるラオスの中でも貧しい県であり、また多民族国家(50民族)のラオスの中で、同県は山岳民族のモン族が40%近くを占めるが、幼稚園および小学校においてモン族の子どもが国語であるラオス語の習得が不十分なため、授業についていけず、落第・退学となるケースも多い。特に家から遠い学校に通わざるを得ないこと、学習環境が良くないことは、学校をドロップアウトする大きな原因となっている。


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