school 学校詳細

ミヒゴ小中学校

ECOFO MIHIGO

ブルンジ共和国

Kayanza Commune, Kayanza Province, Burundi

教育機関: 小学校, 中学校

生徒数: 1167

支援者: ドハティ りょうこ

政府の下に運営されている公立の小中学校で、各学年の人数は以下である。
1年生:171名、2年生:118名、3年生:167名、4年生:141名、5年生:206名、6年生:159名、7年生:113名、8年生:59名、9年生:33名

メイン道路から未舗装道路を車で10分程度走った場所に位置しており、学校の周りには一面に畑が広がっている。教師の数は26名である。以下現地の状況で記載しているように、様々な原因から学年が上がるにつれて人数が少なくなっている。

困っていること

9学年1167名の生徒数に対して圧倒的に机が不足しており、追加で210個の机が必要とされている状態である。トイレの数も生徒数に対して不足しており、新たなトイレ建設が必要とされていることに加え、現在のトイレもドアが壊れているなど一部修繕が必要であり、生徒達は今あるものでなんとか耐えて勉強している状態である。また、床のコンクリートが剥げており6教室の修繕が必要であるが、今回は3教室のみ修繕を行う予定である。

現地の状況

ブルンジには7-13歳人口が170万人、14-19歳人口が170万人存在する。2005年に導入された初等教育無償化政策によって子ども達の就学率は近年著しく向上しているが、一方で、15歳未満の子どもの多く(約37.6%)が学校教育を受けることができていない。毎年基礎教育に在籍する270万人の生徒のうち約26万人が退学している。こうした問題の原因は、教室・教師(公立小学校では教師1人につき生徒52人の割合であるが地域によって大きな差がある)・教科書(生徒3人につき教科書1冊)・基本的な設備(衛生的なトイレがある学校は45%、水場がある学校は46%)の不足や、学費は無償であっても学用品(ノート・ペン・制服など)は保護者が負担する必要があるため、それらが購入できず就学を続けられない子ども達がたくさん存在するためである。これらの貧困状況から路上で物乞いをしたり荷物運びなどの仕事をしたりするストリートチルドレンも多く見られる。

(参考:UNICEF Burundi, 2023年1月報告書より一部抜粋)
https://www.unicef.org/burundi/reports/situation-children-burundi

活動報告


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